![]() | ||||
![]() |
||||
◆【 馬一虹さん永眠のお知らせ 】◆ 来日中の2007年5月に肺炎で倒れられ、その後の検査で多発性悪性骨髄腫に冒されていることが判明して以来、永らく中国で治療を続けてこられた元国学院大学大学院留学生馬一虹さん(中国社会科学院歴史研究所中外関係史研究室副研究員)が、今月5日、北京市同仁病院において永眠されました。享年45歳でした。 馬一虹さんは、1996年4月に国学院大学大学院に入学し、鈴木靖民教授の指導のもと、古代東アジアの対外関係史を研究され、2000年3月には同大学において博士(歴史学)の学位を取得されました。中国に帰国されたのちは、上記の中国社会科学院に勤務するかたわら、講演会やシンポジウムなどを通して、日中学術交流の窓口としての役割も積極的に果たされ、その存在は両国歴史学界にとってなくてはならないものでした。 馬一虹さんが発病して以来、日本や中国で馬さんと親しく接してきた者たちが中心となって「救う会」を立ちあげ、その治療費を支援するための募金活動をおこなってきました。この間、国学院大学の教職員・学生・卒業生をはじめとして、全国の歴史研究者、市民、日本在住の中国人留学生の皆さまなどから多大なご寄付を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。2010年3月4日現在における募金関係の詳細は、以下の通りです。
なお残金については、多額のご支援を賜りました方々への通信費(お礼状)に使用させていただくほか、「救う会」の責任において社会福祉団体等への寄付をおこなうなどの対応を取りたいと考えておりますので、あらかじめご了承いただきますよう、お願い申し上げます。 最後になりましたが、今日まで「救う会」の活動を支援してくださった方々に、改めて衷心よりの感謝を申し上げるとともに、馬一虹さんのご冥福をお祈りいたします 2010年3月8日 馬一虹さんを救う会 |